2014年の対外貿(mào)易情勢に対し、市場には楽観的な味方が広がっている。申銀萬國証券の李慧勇チーフマクロアナリストによると、14年は輸出入がやや好転し、対外貿(mào)易の伸びは8-10%を維持する見込みという。人民日報が伝えた。
今年の対外貿(mào)易の発展にはプラス材料もあればマイナス材料もある。積極的な要因についてみると、稅関総署の鄭躍聲報道官(総合統(tǒng)計司司長を兼任)は10日の記者會見で次のように述べた。第一に、世界経済は回復の兆しが明らかで、グローバル貿(mào)易の成長への期待が好転している。第二に、中國共産黨第18期中央委員會第3回全體會議(三中全會)では開放型経済の新しい體制作りに向けて新たな計畫がうち出され、昨年12月に開催された中央経済政策會議でも対外開放レベルを向上し続けることが提起された。また自由貿(mào)易區(qū)の建設加速戦略や內(nèi)陸部の延辺地區(qū)の開放改革を拡大する戦略も、対外貿(mào)易の伸びをさらに促進することになる。第三に、國際市場ではバルク商品の価格が引き続き低価格で推移するとみられ、これは中國企業(yè)のコスト削減、輸入拡大にとってプラスになる。第四に、中國企業(yè)の海外進出の歩みが加速している。
鄭報道官は、今年の対外貿(mào)易の発展には、発展を制約する4つの要因があると注意を促す。一つ目は國內(nèi)企業(yè)の対外貿(mào)易コストが増大を続けていること。二つ目は今年は中國製造業(yè)の実行ベース外資導入額が減少し、加工貿(mào)易の輸入が低迷して、対外貿(mào)易の輸出の伸びが制約されるとみられること。三つ目は世界の貨物貿(mào)易大國である中國は、貿(mào)易摩擦に遭う可能性が大いに高まること。四つ目はここ數(shù)年、中國経済は構造調整の取り組みに力を入れ続けており、特に過剰な生産能力の問題の解決に力を入れており、このことが輸入需要の急速な伸びを抑えることになり、輸入が鈍化するとみられることだという。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年1月13日
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