中國國家博物館で16日、「娘本氏によるタンカ蕓術(shù)展」が開幕した。精巧なタンカ作品65點、タンカを描くのに用いられる鉱物顔料と道具、また絵師の現(xiàn)場実演とマルチメディアによる紹介を通じ、古來より伝わる蕓術(shù)技法?タンカをいきいきと立體的に展示している。
タンカはチベット族絵畫蕓術(shù)の獨特の手法で、チベット族とほかの地域文化、とりわけ漢民族文化との間で融合し合った産物。南アジア、中央アジア、中原の多様な文化との複雑な交わりが、タンカ蕓術(shù)の様式の変遷を後押しした。
1千年以上の歴史と発展を経てきたタンカは、チベット族の宗教、歴史、科學(xué)技術(shù)、蕓術(shù)など各分野が凝縮された貴重な文化遺産。タンカは2006年、第1回國家級無形文化遺産リスト入りし、2009年には堆繍(刺繍の一種)、彩塑(伝統(tǒng)的彫刻の一種)、銅雕(銅製彫刻)とともに「熱貢蕓術(shù)」として、タンカはユネスコ「人類無形文化遺産代表作リスト」に入った。(編集HT)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月18日