北京時(shí)間の16日午前、全羅南道珍島郡屏風(fēng)島の北20キロの海上で韓國の旅客船「セウォル」で浸水事故が発生し、2時(shí)間20分後に沈沒した。最新の情報(bào)によると、乗客475人のうち9人の死亡が確認(rèn)され、179人が救助されたが、依然として287人が行方不明となっている。事故発生後、一部メディアでは同船が日本メーカーが製造したものだと報(bào)道した。これに対して記者が日本のメーカーに電話で確認(rèn)した。人民網(wǎng)が伝えた。

　「セウォル」は日本のマルエーフェリー株式會(huì)社（英語「A-Line Ferry Co.,Ltd.」、元の名稱：大島運(yùn)輸株式會(huì)社。本社は日本?鹿児島県）が製造に參加し、1994年6月に完成した総重量6586トン、積載量3981トン、乗客定員804人の貨物運(yùn)輸?旅客船だ。同船は就航後18年の2012年10月に引退し、後に韓國の清海鎮(zhèn)海運(yùn)會(huì)社に売卻され、5階?921人が搭乗可能な旅客船に改造された後2013年から使用されており、韓國?仁川と済州をつなぐ航路で就航している。

　日本のA-Line Ferry社の広報(bào)部擔(dān)當(dāng)者は取材に応じて、韓國の清海鎮(zhèn)海運(yùn)に「セウォル」を引き渡す前に同船に対して厳しい品質(zhì)検査を行ったと語る。今回の事故の原因が船體の改造と関係があるのかどうかについてA-Line Ferry社は、船の売卻後の用途や改造、メンテナンスは同社とは全く関係がないため、回答することはできず、また同社は今回の事故の原因調(diào)査にも參加しないと語った。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月17日