第31回國際災(zāi)害チャーター（International　Charter　Space　and　Major　Disasters）理事?執(zhí)行事務(wù)局長會議が、4月14日から17日にかけて北京で開かれた。同會議において、中國の地球観測衛(wèi)星「高分1號」、気象衛(wèi)星「風(fēng)雲(yún)3號C星」が、中國の國連憲章當(dāng)直衛(wèi)星となった。これまで中國の當(dāng)直衛(wèi)星は、技術(shù)試験衛(wèi)星「実踐9號A星」しかなかった。國際災(zāi)害チャーターは1999年に、人道主義に基づく國際的な協(xié)力の強化を目的に提唱された。加盟機関から提供される衛(wèi)星を利用し、重大な自然災(zāi)害に見舞われた國と地域に対して無償で衛(wèi)星データ?情報を提供し、災(zāi)害観測?管理、緊急救助、災(zāi)害後の再建に貢獻する。人民日報が伝えた。

　國際災(zāi)害チャーターへの加盟後、ブン川地震（ブンはさんずいに文）、玉樹地震、舟曲土石流などの重大な自然災(zāi)害が発生し、中國は17回に渡り緊急支援を求めた。中國國家航天局は今年3月11日、マレーシア不明機の緊急支援を求め、フランス、英國、ドイツ、米國などの衛(wèi)星と協(xié)力し、失蹤したと思わしき広面積の海域を複數(shù)回観測し、海外から提供された約700枚のデータを取得し、捜索活動を支援した。

　また中國は國際災(zāi)害チャーターの要請に積極的に応じ、世界範(fàn)囲で減災(zāi)?災(zāi)害救助に宇宙技術(shù)の支援を提供し、オーストラリアの森林火災(zāi)、パキスタンの洪水、日本の地震?津波などに多くの衛(wèi)星観測データを提供した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年4月18日