國家重大科技特別プロジェクト?高解像度対地観測システム応用システムのチーフ エンジニア、中國科學(xué)院リモートセンシング?デジタル地球研究所副所長の顧行発氏はこのほど、「中國は將來的に、靜止軌道に高解像度地球観測衛(wèi)星を打ち上げ、解像度を50メートルにすると同時に、地球の半分を観測範(fàn)囲內(nèi)に収め、30分毎に畫像を取得できるようにする。同計(jì)畫は國家高解像度対地観測システム重大特別プロジェクト(以下、同プロジェクト)の一部で、5年內(nèi)に実現(xiàn)される見通しだ」と記者に明かした??萍既請?bào)が伝えた。
顧氏によると、同プロジェクトは「國家中長期科學(xué)?技術(shù)発展計(jì)畫綱要(2006?2020)」の16の重大科學(xué)技術(shù)特別プロジェクトの一つで、10數(shù)基の高解像度地球観測衛(wèi)星を打ち上げる計(jì)畫だ。
同プロジェクトの一基目の衛(wèi)星「高分1號」が、2013年4月26日に打ち上げられた。
顧氏は、「高分1號の解像度は10數(shù)メートルに達(dá)し、800キロの観測幅を?qū)g現(xiàn)した。これは世界で最も先進(jìn)的な水準(zhǔn)だ。海外の同種の衛(wèi)星の解像度は、高分1號の2倍ほどとなっており、観測幅は4分の1のみだ」と指摘した。
高分1號は高解像度を誇ると同時に、時間分解能も高い水準(zhǔn)に達(dá)し、両者を上手く融合させている。時間分解能とは、衛(wèi)星が同じエリアを重複して通過する時間の間隔で、解像度と反比例の関係を成すことが多い。顧氏は、「時間解像度について、中國は世界最先端の中解像度衛(wèi)星システムを保有している。例えば高分1號は4日毎に1度観測できるが、海外の解像度が近い、もしくは解像度が劣る衛(wèi)星の場合、観測周期は10數(shù)日から20數(shù)日に達(dá)することが多い」と説明した。
顧氏はまた、「高分1號のデータは、すでに國土、農(nóng)業(yè)、環(huán)境保護(hù)、減災(zāi)などに利用されており、各地および産業(yè)での活用を進(jìn)めている」とし、「観測周期は今後さらに縮小される。これから打ち上げられる高分シリーズの衛(wèi)星は、観測周期を十?dāng)?shù)分から數(shù)分に縮小できる見通しだ」と語った。(編集YF)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年3月12日
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