北京師範(fàn)大學(xué)は14日、獨(dú)自開(kāi)発した海水淡水化技術(shù)を、北京華海徳源科技有限公司に750萬(wàn)元（約1億2950萬(wàn)円）で売卻した。同技術(shù)は世界初の技術(shù)で、國(guó)內(nèi)外の空白を埋めた。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。

　北京師範(fàn)大學(xué)海氷チームの顧衛(wèi)教授は、「海の氷から淡水を作る同技術(shù)は、世界で唯一の技術(shù)だ。環(huán)渤海地域は淡水資源の不足が深刻だ。渤海は中國(guó)の內(nèi)海で、世界で緯度が最も低い氷の存在する海域だ」と語(yǔ)った。同チームは1995?2013年まで研究を続け、「海氷固體重力脫塩方法」を開(kāi)発した。かん水淡水化の方法により、海氷を國(guó)家基準(zhǔn)に合う淡水にすることが可能だ。同チームは同時(shí)に、海氷収集の技術(shù)と設(shè)備を開(kāi)発した。

　顧教授は、「海氷は一般的に海の災(zāi)害とされており、固定された石油プラットフォームや航行中の船にとっては脅威となる。海氷淡水化技術(shù)を利用し、海氷を減らすことで海洋災(zāi)害の減少につなげ、災(zāi)害を資源に転化することができる」と説明した。（編集YF）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年1月15日