中國の民間伝承をベースにしたハリウッドの3Dアニメ映畫「神筆馬良」がこのほど、初めて公式ポスターと30秒の予告編を発表し、ハリウッド版「神筆馬良」の姿が明らかになった。同作品は競爭の激しい夏休みシーズンに公開されるという。

　「ムーラン」が大きな成功を収めた後、アニメ映畫大手のディズニーは中國の「神筆馬良」に目をつけた。ハリウッドの制作者たちにとって、中國の特色にあふれた個性的な人物像であるためだ。興味深いストーリーの他に、3D技術(shù)も同作品を後押しする。リアルな3Dアニメである「神筆馬良」は2眼式のビデオカメラで撮影され、つまり同時に左右両目用の2つの畫面を生成し、ストーリー上の進(jìn)行に基づいて立體的な空間を調(diào)整している。これは制作時間や作業(yè)量、コストが倍増することを意味する。同作品ではストーリーの腳本の他に3D専用の腳本を作成し、ストーリーの展開やキャラクターの性格に応じて隨時、3D効果を調(diào)整している。簡単に言えば、制作側(cè)は同作品のための3D効果をカスタムメイドして、子どもたちを「神筆馬良」の不思議な世界に招待しようとしている。（編集YH）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年6月3日