上海の某ディーラーグループの魏銘?副総経理はここ數(shù)日、並行輸入試行の申請(qǐng)のため、忙しく駆け回っている。魏氏は「並行輸入は非常に複雑なプロセスを経るため、(ディーラー車より)20%安くなるというのも理論上の數(shù)値でしかない。同じ車種でも、並行輸入車とディーラー車は仕様が全く同じではなく、単純に価格差だけを見るのは合理的でない」との見方を示す。
実は、20%安くなるというのは、並行輸入車の見積価格とディーラー車の指導(dǎo)価格の差を指していることが多い。上海自由貿(mào)易區(qū)聨合発展有限公司マーケティング部の史陳駿?総監(jiān)によると、ディーラーでの実際の成約価格は指導(dǎo)価格を下回ることが多いという。
さらに、並行輸入車はアフターサービスや三包(修理?交換?返品を保証するサービス)保障の面で弱みを抱えている。北京などでは保険會(huì)社と提攜して「自動(dòng)車三包保険」を打ち出す取り組みが行われている。業(yè)界関係者は、「三包保険」は並行輸入車購(gòu)入コストの一部となるだろうとの見方を示す。
このほか、並行輸入車は車種が限られており、販売臺(tái)數(shù)も高く見積もることはできない。並行輸入臺(tái)數(shù)はディーラーが輸入するほど多くないため、輸入価格もディーラーより低くなることはない。また、並行輸入の車両の多くは中國(guó)市場(chǎng)向けに設(shè)計(jì)されていないため、輸入後にあちこち改造しなければならない。しかも並行輸入車はアフターサービスも完備されておらず、これに改裝や保険などのコストを含めると、価格差は思ったほど大きくならないだろう。
魏氏は「自動(dòng)車の並行輸入は、2つの方面に集中するだろう。1つ目は、國(guó)內(nèi)で販売されていない最新の車種や、ユニーク?特殊な車種、つまりニッチ市場(chǎng)だ。もう1つは大排気量、高価格の高級(jí)車。ディーラーから見れば、3.0L以下の車を並行輸入するメリットはあまりない。価格差があまりないからだ」と指摘する。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月8日
このウェブサイトの著作権は人民日?qǐng)?bào)社にあります。
掲載された記事、寫真の無(wú)斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386