人民日報のある女性編集主幹が今夏、テレビ人気番組「パパどこいくの?」ならぬ「ママどこいくの?」を、自身の4歳の息子と実踐し、日本への旅行を通じて、さまざまな経験を得た。人民日報が報じた。
〇日本各地に行き渡る「至れりつくせり」のサービス
7日間の日本滯在中、あちこちで「至れり盡くせりのサービス(原語:海底撈式=中國のしゃぶしゃぶチェーン店「海底撈」が、行き屆いたサービスで高い評判を得ていることによる)」を受けた。奈良で利用したタクシーは、車體がピカピカに磨かれ、座席には純白のカバーが敷かれ、腕白盛りの息子を座らせるのに思わず気が引けた。日本ではスマホのナビサービスを利用できなかったが、路線バス、地下鉄、新幹線を何度も乗り換えたにも関わらず、一度も道に迷うことはなかった。というのも、地元の人が方々でとても親切に道案內をしてくれたからだ。ディズニーランドで並んでいた時、息子が不注意で前方にいた若い女性にぶつかってしまった。そのお姉さんは、微笑みながら、自分のポップコーンを一摑み、息子のポップコーンバケットに足してくれた。ほかにも例を挙げるときりがない。一介の旅行者の眼には、物事のほんの小さな部分しか映らないのかもしれない。だが、そこが問題だ。ある人間が、外國旅行で偶然経験した出來事は、その國と國民全體に対するイメージに大きな影響を及ぼし得るからだ。
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