釣魚(yú)島（日本名?尖閣諸島）や日本の高官による靖國(guó)神社參拝などの問(wèn)題で、中日関係の緊張が続いている。日本の鳩山由紀(jì)夫元首相は共同通信の単獨(dú)インタビューに応じ、中日関係の問(wèn)題について見(jiàn)解を述べた。鳩山氏は釣魚(yú)島問(wèn)題をめぐり安倍晉三現(xiàn)首相が「領(lǐng)有権爭(zhēng)いは存在しない」と主張して議論を拒絶していることについて、「大人げない」と指摘。中日が対話(huà)を通じて問(wèn)題解決を目指すことを希望すると述べた。中國(guó)新聞網(wǎng)が伝えた。

　安倍氏は昨年12月、第2次政権発足からちょうど1年の際に靖國(guó)神社を參拝し、中韓などの憤りだけでなく、同盟國(guó)である米國(guó)の批判も招いた。今年秋の例大祭期間にも、日本の議員百人余りが集団參拝した。安倍氏は參拝はしなかったものの、「內(nèi)閣総理大臣」名で供物を捧げた。

　靖國(guó)參拝が中日関係にもたらす影響について鳩山氏は、周恩來(lái)氏がかつて「中國(guó)だけでなく日本の普通の民衆(zhòng)も被害者であり、責(zé)任は戦爭(zhēng)を発動(dòng)した者だけにある」と語(yǔ)ったことを指摘し、「A級(jí)戦犯に手を合わせて參拝すれば、相手側(cè)にどのようなメッセージが伝わるか。首相の立場(chǎng)にある者は、頭を働かせて考えてみるべきだ」と述べた。

　また「安倍氏の昨年12月の參拝は米韓から批判された。もし2度目があれば、日本は苦境に陥る。中國(guó)市場(chǎng)を失えば、安倍政権の経済成長(zhǎng)戦略は行き詰まる。そして対立によってこうむる損害は、日本のほうが中國(guó)より大きくなる」とも述べた。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年11月3日