日本の菅義偉內(nèi)閣官房長官は21日の國會答弁で、1993年に河野洋平官房長官（當(dāng)時）が日本軍の慰安婦強(qiáng)制連行を認(rèn)めた発言について「大きな問題だ。私どもはその発言は否定し、政府として日本の名譽、信頼を回復(fù)すべく訴えていく」と表明した。環(huán)球時報が伝えた。

　読売新聞によると、「河野談話」自體は慰安婦強(qiáng)制連行を認(rèn)めていないが、河野氏は1993年8月の「河野談話」発表記者會見で、「強(qiáng)制連行の事実はあったのかどうか」との質(zhì)問に「そういう事実があった」と回答。これが日本が強(qiáng)制連行を認(rèn)めた証拠と見なされている。菅氏は「韓國を始め、誤った認(rèn)識が世界中に広がっていった」と述べた。

　毎日新聞の21日付記事によると、菅氏が「河野談話」を公然と否定したのは初めてだ。安倍政権は2012年末の発足以來、「河野談話」の見直しによって慰安婦問題を否認(rèn)しようとし続けてきた。今年6月、日本政府は「河野談話」調(diào)査報告を発表し、韓國の強(qiáng)い批判を招いた。韓國などとの関係改善を求める米國の圧力の下、安倍首相は「河野談話」の見直しはしないと約束した。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月22日