商務(wù)部（商務(wù)省）は16日の定例記者會見で、今年第1～3四半期（1～9月）のビジネス運(yùn)営狀況を説明した。同部の沈丹陽報道官は外資系企業(yè)に関するデータに言及した際、「外資系企業(yè)の投資額が増えているのは當(dāng)たり前のことだ。外資系企業(yè)には一部の論評がいうように中國から撤退する理由はない。海外資本に対する中國の吸引力はさらに強(qiáng)まるとみられ、國際情勢や國內(nèi)情勢に大きな変動が生じなければ、全國の外資導(dǎo)入狀況は今年も安定した様相を呈するとみられる」と述べた。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

同部が同日発表したデータによると、今年1～9月に新規(guī)設(shè)立された外資系企業(yè)は1萬7247社に上り、前年同期比5.5％増加した。実行ベース外資導(dǎo)入額（銀行、証券、保険分野のデータを除く。以下同じ）は873億6千萬ドルで同1.4％減少した。9月の外資系企業(yè)新規(guī)設(shè)立數(shù)は2047社で同9.4％増加し、実行ベース外資導(dǎo)入額は90億1千萬ドルで前年同月比1.9％増加した。

沈報道官は、「私たちは中國の外資導(dǎo)入について一貫して高い信頼を寄せている。多國籍企業(yè)と中國で投資を行う企業(yè)の多くも中國の投資環(huán)境に信頼を寄せている。そこには非常に重要な5つの要因がある。第一に、中國の政治、経済、社會の安定だ。第二に、中國國內(nèi)市場、または內(nèi)需市場の潛在力の巨大さだ。第三に、中國には質(zhì)の高い人材がそろっていることだ。第四に、中國のインフラの整備が日に日に進(jìn)んでいることだ。これは投資環(huán)境における非常に重要な要因だ。第五に、中國の産業(yè)の対応力がますます強(qiáng)化されていることだ。この5つの要因を合わせると、外資系企業(yè)の投資先としての中國の総合的な強(qiáng)みが突出したものになる。中國は市場という要因を考えると、今もなお世界で最も吸引力をもち、最も成長が速い市場だといえる。外資系企業(yè)には、いくつかの論評がいうように中國から撤退する理由などない」と述べた。

また沈報道官は、「より重要なことは、中國共産黨第18期中央委員會第3回全體會議で決定された各種の改革措置が継続的に深いレベルで実施されるのにともない、新たな制度的メリットがもたらされ、市場の活力が喚起され、各國の投資家の信頼が一層高まるという點(diǎn)だ。こうして海外資本に対する中國の吸引力はさらに強(qiáng)まることになる」と指摘した。

沈報道官によると、國際情勢や國內(nèi)情勢に大きな変動が生じなければ、全國の外資導(dǎo)入狀況は今年も安定した様相を呈する見込だ。ここ2カ月間に、または先月には外資系企業(yè)による投資額が増えており、これはごく正常なことだという。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年10月20日