中國共産黨の第18期四中全會(huì)が「法による國家統(tǒng)治の全面的推進(jìn)」をテーマとしたことは、國際的に熱い議論を呼び、中國の國際的イメージも高めた。（文：華益文?國際問題専門家。人民日?qǐng)?bào)海外版コラム「望海樓」掲載）

　今日、中國の改革は難しい領(lǐng)域へと徐々に足を踏み入れつつある。中國は総合國力が飛躍的に高まり、世界との結(jié)びつきや連攜もどんどん緊密化している。今回四中全會(huì)が法による國家統(tǒng)治の「アップグレード版」を打ち出したことは、中國の內(nèi)政の様相を変化させるだけでなく、中國の外交と國際イメージにも深い影響をもたらす。

　つい最近まで國際社會(huì)では「中國崩壊論」「中國脅威論」「中國將來不明論」が盡きることなく次々と現(xiàn)れ、中國は「人権を侵害している」「民主主義を欠いている」「汚職が橫行している」との見方がまかり通っていた。これは一部の西側(cè)國がその國際的発言力を利用して中國のイメージを汚すことで、中國の発展の牽制、妨害という目的を達(dá)成しようとするものだ。一方で、中國には様々な不足がある程度存在してもいる。事実が証明するように、われわれが良好な國家イメージを築くには、宣伝が不可欠であり、それ以上に著実な行動(dòng)を積み重ねることが不可欠だ。一時(shí)期騒ぎ立てられた「中國崩壊論」は、中國の安定的発展という事実を前に自ら破綻を來したのだ。

　昨年末、習(xí)近平総書記は文明大國、アジア大國、責(zé)任ある大國、社會(huì)主義大國という中國の4つの「大國イメージ」を重點(diǎn)的に示す方針を打ち出した。こうした中國のイメージを築く方法やルートは多種多様だ。このうち「法治中國」は斬新なルートであり、法による國家統(tǒng)治の推進(jìn)が中國のイメージを各方面から高めることは間違いない。

　法治を厳格に実行する中國は、間違いなく文明中國、清廉中國、民主中國、人権中國だ。長年の封建的伝統(tǒng)による根深い「人治」観念が、中國の歴史プロセスに悪影響を與えたことは実に無念だ。一方、法の支配は、より良く社會(huì)の力について総合的な計(jì)畫を立て、社會(huì)利益を均衡させ、社會(huì)的関係を調(diào)整し、社會(huì)行為を規(guī)範(fàn)化して、中國社會(huì)が深い変革の中で活力に満ち溢れるとともに秩序が整然としているようにし、経済発展、クリーンな政治、文化的繁栄、社會(huì)公正、良好な環(huán)境を?qū)g現(xiàn)することができる。