中國國家観光局は、2014年を「スマート観光年」と定めている。16日に閉幕した2014年中國國際観光博覧會(CITM2014)では、出展都市や企業(yè)が、それぞれの「スマート観光プロジェクト」を発表した。
テーマパーク運営に攜わる華僑城集団は、「スマート観光システム」を打ち出した。同システムを利用すると、観光客は、ツアーコンダクターや現(xiàn)地ガイドの力を借りるに及ばず、スマートフォン1臺で、便利かつバラエティ豊かな「旅のオーダーメイド」サービスを受けることが可能だ。オンラインで入場券を購入すれば、現(xiàn)地では2次元コードでスムーズに入園できる。観光している間も、園區(qū)內(nèi)の無線ネットワークでさまざまな見どころ情報が得られる。さらに、このスマート観光システムには、ナビゲーション?ショッピングガイド?観光ガイドの機能も備わっており、飲食?宿泊?移動?観光?買い物?娯楽など各要素に対する體験の度合いが大いに高められる。
専門家は、「スマート観光」について、次のような見方を示した。
「旅のオーダーメイド」の登場により、「目的地に向かって一歩家を出た時、ようやく旅が始まる」という観光客の観念は払しょくされた。旅に出たいと思ったら、微信などのツールを用い、目的地を選びスケジュールを組み、簡単に予約できる。移動途中でも情報収集は可能で、システムを使って目的の観光地の最新情報を得ることもできる。さらに、観光地に到著した時から旅の終わりまで、スマホによって旅行體験を他の人とシェアすることもできる。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月17日
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