【メニュー】メインディッシュの多くは自國の自慢料理 興を添える歌と踴り
〇スイス:シンプルで特色ある「料理3品、スープ1品」
外交部禮賓司儀典局の呉徳広?前參事官は、「一部國家の公式晩さん會(huì)は、シンプルを基本としている。少しの前菜、1-2種類の溫料理、デザートで構(gòu)成され、パンと飲み物がつく。クレムリン宮殿で開かれる政府主催の晩さん會(huì)のメニューはいたってシンプルだ。ビーフステーキ、チョウザメの照り焼き、2種類のスープから1つ選択、というメニューの時(shí)もあった」と話した。
だが、シンプルなメニューとはいえ、心配りが非常に行き屆いている。呉氏によると、たとえば、スイス政府が各國大使を招いて開く晩さん會(huì)は、だいたい、「料理3品、スープ1品、デザート」で構(gòu)成されているが、メニューにはさまざまな新たな工夫が凝らされているという。デザートにはスイス國旗のデザインがあしらわれ、人々に親しみを感じさせる。クマの掌のようなマッシュルームのステーキは、首都ベルンにある「クマ公園」が連想され、思わず楽しさで心がほころぶ。
〇日本:正統(tǒng)派フランス料理でのおもてなし
フランス料理と同じように、日本の和食も世界的に有名だが、日本政府が主催する晩さん會(huì)は、やや趣が異なる。外交部禮賓司の魯培新?前司長(zhǎng)は、「日本の天皇が主催する晩さん會(huì)では、日本の伝統(tǒng)食である壽司や刺身は出されず、正式なフランス料理が供される。日本の外務(wù)省儀典官室によると、國賓をもてなす時(shí)には、正統(tǒng)派フランス料理でもてなす習(xí)わしがあるという」と説明した。
公式晩さん會(huì)では、歌や踴りのパフォーマンスで來賓をもてなす國もある。呉氏は、「1998年に江沢民主席(當(dāng)時(shí))が日本を訪問した際、天皇主催の晩さん會(huì)に出席した。中國伝統(tǒng)曲『茉莉花』が流れる中、明仁天皇と美智子皇后が、江沢民夫妻を宴會(huì)場(chǎng)に迎え入れた。晩さん會(huì)が終わった後、両陛下と首席夫妻は、8世紀(jì)に中國から日本に伝わったとされる宮廷舞楽「雅楽」を一緒に鑑賞した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年11月17日
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