米運(yùn)輸省道路交通安全局(NHTSA)は26日、自動(dòng)車(chē)部品大手タカタに、エアバッグのリコールを全米規(guī)模に拡大するよう命じた。2日までにリコールに応じなければ1臺(tái)につき7千ドル(約82萬(wàn)円)の制裁を課すという。また、自動(dòng)車(chē)メーカーのホンダは自動(dòng)車(chē)の不具合に関係する死傷事故の報(bào)告漏れにより、最大で3500萬(wàn)ドル(約41億4000萬(wàn)円)の支払いを求められる可能性がある。人民日?qǐng)?bào)が伝えた。
NHTSAは聲明の中で、「タカタは過(guò)去15年間で、ホンダ、クライスラー、BMW、フォード、マツダなど大手自動(dòng)車(chē)メーカー5社に100萬(wàn)點(diǎn)以上の運(yùn)転席用エアバッグを提供してきた。調(diào)査の結(jié)果、これらのエアバッグには爆発?破裂のリスクが存在し、飛び散った金屬片が車(chē)內(nèi)の人間に危害を及ぼし、死傷事故につながる恐れがあることが分かった」と指摘している。タカタ側(cè)はこれまで、高溫多濕地域のみでのリコールが適當(dāng)だとの立場(chǎng)をとってきたが、NHTSAはこれを全米規(guī)模に拡大するべきとの見(jiàn)解を示している。
タカタの清水博シニア?バイス?プレジデントは20日、米上院商業(yè)科學(xué)運(yùn)輸委員會(huì)の公聴會(huì)に出席し、「2013年から現(xiàn)在までに、タカタ製エアバッグの欠陥が原因とみられている死亡事故は米國(guó)では4件発生しているが、高溫多濕地域が中心であるため、こうした地域のみでのリコールが適當(dāng)」との見(jiàn)方を示した。
世界の車(chē)の5臺(tái)に1臺(tái)にはタカタ製のエアバッグが使われている。しかし、タカタの最大の顧客であるホンダは近年、車(chē)の死傷事故関連で、米國(guó)で頻繁に訴訟を起こされている。データによると、2008年以降、ホンダはタカタ製エアバッグの欠陥問(wèn)題をめぐり、米國(guó)で750萬(wàn)臺(tái)以上の車(chē)両をリコールしているという。
NHTSAは11月初め、ホンダに対し、エアバッグに絡(luò)む重大事故について、米國(guó)の法律に基づき十分な報(bào)告が行われなかった理由説明を求めていた。これを受け、北米ホンダのリック?ショステック上級(jí)副社長(zhǎng)は米上院の公聴會(huì)に出席し、報(bào)告漏れについて回答した。
11月24日になって、ホンダはついに重大事故の報(bào)告漏れがあったことを認(rèn)める聲明を発表した。それによると、2003年7月から今年6月までの11年間に、1729件の報(bào)告漏れがあり、これは同時(shí)期に発生した死傷事故2873件の6割に當(dāng)たるという。
ある業(yè)界関係者は、「ホンダのような年間數(shù)十億ドルを稼ぐ大手メーカーにとって、3500萬(wàn)ドルの罰金はたいした額ではない。米國(guó)當(dāng)局は國(guó)會(huì)に罰金額の上限を3億ドルまで引き上げるよう要求するだろう」と指摘する。
日本の自動(dòng)車(chē)関連企業(yè)が近頃、欠陥?リコール問(wèn)題の泥沼にはまっている理由について、日本のビジネス誌は、「高い技術(shù)力で有名なホンダにしても、自動(dòng)車(chē)部品のサプライヤーにしても、業(yè)績(jī)の低下と利益の減少という困難に直面している。コストを下げるため、自動(dòng)車(chē)関連企業(yè)は研究開(kāi)発コストを大幅に削減した。また、日本國(guó)內(nèi)でまず先行試験を?qū)g施するという伝統(tǒng)的なやり方を廃し、世界同時(shí)開(kāi)発というやり方を取るようになった。結(jié)果、品質(zhì)管理という重要なプロセスがないがしろにされることとなった」との見(jiàn)方を示している。(編集SN)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2014年12月1日
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