電子ペーパー技術(shù)を採用した新たなPCモニターが、23日午後に北京市中関村で発表された。「E Ink」を初めてPCモニターに応用したもので、印刷物と同じ反射光を利用して文字を表示する世界初のPCモニターとなった。同製品は、名のある大企業(yè)の製品ではなく、宇宙関連知識の普及に努める作家の手によって生み出された。人民網(wǎng)が伝えた。

同製品の発表會で明らかになった情報(bào)によると、中國の青年作家の龔鈷爾氏は「作家としての強(qiáng)い願い」から、このPCモニターの構(gòu)想を打ち出した。龔氏は執(zhí)筆中に、パソコンの畫面を見ることで目が疲れることに気づき、目にやさしいモニターが欲しいと思った。そこで龔氏は中國科學(xué)院微電子研究所の陳鋭氏らを訪ね、このモニターを共同開発した。このモニターは「事務(wù)?學(xué)習(xí)に特化した補(bǔ)助モニター」という位置付けで、最大限に目を保護(hù)することを主な機(jī)能とする。

「E Ink」は電子インクとも呼ばれ、自然の紙に近い表示効果を持ち、キンドルを始めとする電子ペーパー端末に使用されている。APEC期間中に注目を集めたスマートフォン「YotaPhone」や一部のウェアラブルデバイスも、この技術(shù)を採用している。研究者はこれらの複數(shù)の新技術(shù)の特許を出願中だ。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月26日