國內(nèi)宅配便産業(yè)の大手順豊航空有限公司にとって、國際化とは「水の流れが自然に溝を作る」ように機(jī)が熟せば実が落ちるものだといえる。親會社の順豊速運(yùn)(集団)有限公司は3日に北京で、北京首都空港と戦略的協(xié)力関係を締結(jié)し、順豊航空が首都空港に経営拠點(diǎn)を設(shè)立することになると発表した。また順豊速運(yùn)によると、同社と首都空港は海外通販やクール便の物流チェーンなどでも協(xié)力を展開していくという。「北京商報(bào)」が伝えた。
順豊速運(yùn)の説明によると、民間の航空貨物輸送會社である順豊航空は首都空港に経営拠點(diǎn)を設(shè)立し、徐々に輸送力を拡大して、首都空港で優(yōu)先的に中國大陸部を起點(diǎn)とする國際路線や地域路線を就航させるという。
業(yè)界の見方はこうだ。順豊航空の海外業(yè)務(wù)は中國の宅配便産業(yè)の中で一歩先んじている。宅配便サイト?中國快逓諮詢網(wǎng)の徐勇首席顧問は、「順豊速運(yùn)と首都空港の提攜は業(yè)務(wù)発展の必要によるもので、フェデックスやUPSなどの海外大手はいずれも多數(shù)の空港と協(xié)力合意を締結(jié)している。雙方が協(xié)力を結(jié)んだことにより、それぞれの強(qiáng)みによって補(bǔ)完しあうことになり、通関などのプロセスが迅速になり、國際貨物の時(shí)間効率が向上する。北京、上海、広州、深センなどは國際貨物の起點(diǎn)として戦略的重要地點(diǎn)になっている」と話す。
注目すべきは、順豊速運(yùn)が契約雙方は今後、海外通販やクール便などの分野で深いレベルの協(xié)力を展開し、首都空港を順豊速運(yùn)の海外通販業(yè)務(wù)における重要な通関地および拠點(diǎn)となるよう建設(shè)する計(jì)畫だと明らかにしたことだ。
海外通販はここ數(shù)年急速に発展しており、今年の「ダブル11」(11月11日)にはアリババ(阿里巴巴)がグローバル化戦略をうち出し、217カ國?地域を引き込んだ。商務(wù)部(商務(wù)?。─蓼趣幛拷y(tǒng)計(jì)データによると、中國の海外通販取引額は2013年に3兆1千億元(1元は約19.5円)を突破し、16年は6兆5千億元に達(dá)する見込みで、この間の年平均増加率は30%に迫ることが予想される。ダブル11の前日、順豊速運(yùn)は米國2位の小売業(yè)者コストコと提攜を結(jié)び、海外通販サービス「全球順」を通じて幹線輸送、通関、中國國內(nèi)のダイレクトメールなどのサービスをコストコに提供することになった。ダブル11のショッピングイベント期間に、順豊速運(yùn)は一日あたり平均2千件近い貨物をコストコのために発送した。
首都空港との提攜に先立ち、順豊速運(yùn)は航空機(jī)の契約を大量に取り付けている。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2014年12月4日
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