頓続東氏はさらに、「國內の旅行會社は日本の旅行資源を全面的に奪う計畫を推進している。ハイシーズンの日本行の航空券の事前予約期間はますます長くなっており、旅行社は半年前から航空券の予約をしている。2、3年前にはまったくこのような狀況は見られなかった」と指摘する。
頓続東は、「今のような現象は航空資源だけに限ったものではなく、ホテルや現地の提攜會社も同様だ。バスの運転手さえ現在すでに足りない狀況に陥っており、時にはあらゆる運転手が出てしまい、交代要員がいないとクレームがくるほどだ」と明かした。
攜程旅行網の統(tǒng)計によると、2015年に主催した訪日ツアー客數は前年比100%超となっている。同程旅游も訪日旅行者數は前年同期比の10倍以上の伸びを示していることを明かしている。訪日旅行ブームはなぜ続くのか?同程旅游の職員によると、歐米や中東、アフリカなどの7、8日間の旅と比べ、訪日旅行は距離の近い海外旅行として、國內の旅行者が比較的時間を作りやすい。また、訪日観光客の1人あたりの平均消費額は3000元(約6萬円)~5000元(約10萬円)であり、國內の長距離ツアーの相場に近く、人気を得やすい。さらに、日本の中國人に対するビザ発給要件の緩和政策や、円安により安く買い物ができるなどの要因も、訪日旅行の人気をさらに押し上げている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年6月26日
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