中國の大手旅行サイト、攜程旅行網(wǎng)（C-trip）の統(tǒng)計によると、端午節(jié)（端午の節(jié)句、今年は6月20日）の連休中、中國の人気海外旅行先に日本が初めて首位に浮上し、訪日中國人観光客數(shù)が前年同期比の3倍となった。しかし、これは數(shù)百萬人の訪日中國人観光客の1つの縮図に過ぎない。北京日報が伝えた。

この現(xiàn)象の背景には、國內(nèi)の旅行會社が限られたパイを少しでも多く獲得するため、全力で戦いを繰り広げている狀況がある。獨(dú)自の調(diào)査によると、最近、國內(nèi)の旅行會社が日本市場に本格的に進(jìn)出し始めていることが明らかになった。最近、旅行サイト?途牛と日本の保険會社は業(yè)務(wù)提攜を結(jié)び、パスポートをなくしただけでも損害賠償を行うサービスを開始した。また旅行サイト?去哪児網(wǎng)はより多くの航空資源を得るため、JAL（日本航空）と2度目の戦略的提攜を結(jié)んだ。このほか、旅行サイト?同程網(wǎng)は海外の旅行資源が豊富な海濤旅遊と提攜を結(jié)ぶなど、國內(nèi)の旅行會社は日本の観光産業(yè)の川上から川下にいたるまで対策を施している。今年5月、攜程は日本支社を設(shè)立した。攜程が発表した情報によると、日本支社は現(xiàn)地の企業(yè)との協(xié)力を通してより良い資源を獲得していくことを希望しているという。

攜程営業(yè)幹部の頓続東氏は「訪日旅行ブームは今後も続くだろう。各旅行社も日本の旅行市場の資源を獲得したいと考えている」とし、「日本の航空券、ホテル、バス、ガイドなどの資源も各旅行會社が死に物狂いで奪おうとしている対象だ」と語る。