業(yè)界関係者によると、今年の3月から北海道を除く東京、大阪、名古屋などの日本の大都市で受け入れ能力を超える大量の観光客を受け入れており、富士山でも観光客が多すぎて道が渋滯する現(xiàn)象が起きている。こうした背景の下、現(xiàn)地の観光サービスの質が低下しているとして、観光客のクレームが増加し始めているという。雲(yún)南網(wǎng)が伝えた。
4月に観光のため日本を訪れた梁さんは、「今回の日本旅行では、買い物リストに挙げていた多くの物が売り切れで買うことができなかった。マイナスイオン歯ブラシや子供用歯ブラシも買えなかったし、タイガーの真空圧力IT炊飯器や象印の炊飯器も売り切れていた。東京の秋葉原にいたっては、通り沿いの店はすべて売り切れだった。聞くところによると、毎日商品が店に入荷した途端に売り切れるらしい」と語った。
雲(yún)南中旅國際旅行社の出入境センターの責任者は、「最近、確かにいくつかの旅行社で訪日旅行に行った観光客からサービスの低下に関するクレームが寄せられている。およそ15のツアーで2回続けてクレームがあった」として、「東京、大阪、名古屋が現(xiàn)在受け入れている観光客の數(shù)はかなり多く、本來の受け入れ能力を若干超えている。現(xiàn)地では、一部の地元業(yè)者が受け入れの人數(shù)超過を気にせずに客を受け入れ、もともと約束していた4つ星、5つ星のホテルに泊まるはずの客が、結局ホテルが見つからずに3つ星になってしまうことがある。観光客の大幅増加で、すでに使用しなくなった観光バスを持ち出して、観光客をもてなしているところもあるそうだ」と語った。
この人物によると、日本旅行ブームが起きたことで、中國人消費者の現(xiàn)地での買い物はすでに「異?!工薁顟B(tài)になっているという。一部の消費者は使い道があるかないかに関わらず、とりあえず買っておけばいつか何かに使えるだろうと考えて買い物をしている。このような現(xiàn)象に対して、人々からは心配の聲があがっている?!嘎眯肖厦つ康膜衰蜘`ムに乗るべきではないし、旅行先でサービスの基準が明らかに低下している狀況下では、消費者は最も基本的な旅行の権益をいかに保証できるかをもう少し考えるべきだ。あるいはいっそのことピーク時を避けて旅行に出かけることも検討するべきだろう。理性的な消費こそが、節(jié)度ある旅行と言えよう」。(編集MZ)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年6月3日
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