第7回中米戦略?経済対話と第6回中米人的?文化交流ハイレベル?yún)f(xié)議が23、24両日に米ワシントンで開催される。これに先立ち、第5回中米戦略?安全保障対話も開催された。過去數(shù)カ月間に米側(cè)の高官複數(shù)が相次いで訪中し、対話の準(zhǔn)備をしてきた。対話の開催を前に、中國側(cè)代表団のトップである汪洋副総理、劉延?xùn)|副総理、楊潔チ國務(wù)委員も米國の大手メディア3社にそれぞれ寄稿し、中米間の対話、交流、協(xié)力についての見解と期待を重點(diǎn)的に明らかにした。雙方が今回の対話と協(xié)議を重視していることが見てとれる。（文：賈秀東?本紙?zhí)丶s論説員、中國國際問題研究院特別招聘研究員。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載）

　中米対話は毎年開かれるが、今年の対話には異なる點(diǎn)がある。

　第1に、今年9月に習(xí)近平國家主席が米國を公式訪問する。今回の対話の核心的課題が公式訪米に向けた準(zhǔn)備と地ならしだ。習(xí)主席の訪米は今年の中米関係にとって最も重要であり、2013年のサニーランズ會談、2014年の北京會談に続き、両國の元首が戦略面の意思疎通を行う。今回の対話を通じて、雙方は重要な分野の協(xié)力について一連の共通認(rèn)識にいたり、中米首脳會談のために成果を準(zhǔn)備し、積極的な雰囲気を醸成すると見られる。

　第2に、米國は次第に大統(tǒng)領(lǐng)選挙シーズンに突入する。これは次の段階の中米関係にとって避けられない背景であり、今回の対話は中米関係が大統(tǒng)領(lǐng)選挙シーズンを平穏に乗り切ることのできるよう貢獻(xiàn)する必要がある。過去10年間、米國の大統(tǒng)領(lǐng)選挙と中間選挙のたびに中米関係は選挙の爭點(diǎn)となることを免れなかった。米國の一部利益集団が中國の問題をことさらにあげつらうことは、多かれ少なかれ中米関係にマイナスの影響をもたらす。雙方は対話を堅(jiān)持し、騒ぎ立てて相手國に圧力をかけることを極力回避すべきだ。

　第3に、対話に新たな議題が加わった。これは中米関係の発展にとって新たな活力となる。例えば雙方は戦略対話の枠組で「海洋保護(hù)」をテーマとする特別會議を開く。中米は共に海洋大國であり、米國は海洋強(qiáng)國でもある。中國は近年海洋戦略を打ち出した。両國は対話を通じて信頼を強(qiáng)化し、疑念を解消し、各自の海洋利益を確保すると同時に、世界の海洋保護(hù)にしかるべき貢獻(xiàn)を果たすことができる。雙方は科學(xué)技術(shù)とイノベーション、エコ港灣?船舶、野生動植物不法取引の取締りなどの問題についても協(xié)議する。