東海道新幹線「のぞみ225號」が6月30日に神奈川県の新橫浜―小田原間を運行中に発生した、乗客による火災(zāi)事故で、男性1人、女性1人が死亡、26人がけがをした。新京報が報道した。
神奈川県警は、「1號車で一人の男性が車內(nèi)にポリタンクの油を撒き、自らも油をかぶった後にライターで火をつけた。車內(nèi)放送で[火災(zāi)発生」のアナウンスが流れ、警報機(jī)が鳴り響く中を1號車、2號車の乗客が後ろの車両に移動した。列車が停止したあと、手で口を覆いながら線路へ逃げる人もいた」と明かした。
関係者が明らかにしたところによると、一部の所持品などから、燈油をかけて自ら火をつけ死亡した男は東京都杉並區(qū)の71歳の男だということがわかった。警察は全力を挙げて死亡者の身元確認(rèn)を行い、放火の容疑で捜査を進(jìn)めている。警察は火を放った男は火をつけるまえに60歳の女性乗客に「お金をあげる」、「あなたも早く逃げなさい」などと言ったと発表した。當(dāng)該女性乗客は「男は1000円(日本円)を取り出しながら「お金をあげる」と言った。拒否されると、男は社內(nèi)の通路をうろうろろし、そのあとに油のような液體を撒いた」と証言した。
小田原市消防局本部は「火災(zāi)で50歳を超えたくらいの女性1人が死亡し、26人がけがを負(fù)った。日本の新幹線の運行開始50年以來、新幹線による死亡事故は発生していなかったが、この事故が初の死亡事故となった」と発表した。
在中日本大使館の情報によると、現(xiàn)在のところ把握している狀況で、今回の思いもよらない放火事件による中國人の負(fù)傷者は見つかっていないが、更なる確認(rèn)が必要とのことである。
日本政府は內(nèi)閣総理官邸に危機(jī)管理センター情報収集室を設(shè)置し、安倍首相が情報収集を強(qiáng)化するように指示を出した。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月1日
このウェブサイトの著作権は人民日報社にあります。
掲載された記事、寫真の無斷転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257、080-5077-8156 北京 (010) 6536-8386