英國(guó)ピアソンは23日、傘下の経済紙「フィナンシャル?タイムズ」（FT）を8億4400萬ポンド（約1621億5135萬円）で、「日本経済新聞」を発行する日本経済新聞社に売卻することを明らかにした。ピアソンの58年に及ぶFT運(yùn)営の歴史が終わりを告げることになる。中國(guó)新聞社が伝えた。

FTは1888年に創(chuàng)刊された世界的に有名な経済メディアの一つで、ここから生まれたロンドン証券取引所の株価指數(shù)?FTSE100種総合指數(shù)はつとに有名だ?，F(xiàn)在の発行部數(shù)は紙面と電子版を合わせて72萬部に上り、うち7割は電子版の購(gòu)読者。2012年に電子版の購(gòu)読者が紙面を上回った。

ピアソンは過去數(shù)週間にわたってFTの売卻先を探し、FTのほか関連の定期刊行物も売卻対象としていた。これまではドイツの出版社シュプリンガーが有力な売卻先とみられてきた。

だが最終的な売卻先は日経新聞社だった。日経新聞社は1876年に創(chuàng)業(yè)され、現(xiàn)在は日経新聞社を中核とし、持ち株會(huì)社數(shù)十社からなる企業(yè)グループだ。ピアソンのジョン?ファロン最高経営責(zé)任者（CEO）は23日、「新しいメディア環(huán)境の下、FTがニュース業(yè)界およびビジネス界で成功し続けるための最善の方法は、世界的なデジタルメディア企業(yè)に売卻することだった」と述べた。

今回の買収取引に含まれるのはFTの新聞事業(yè)、ネットワーク事業(yè)、関連の定期刊行物事業(yè)で、FTグループが保有するロンドンの不動(dòng)産事業(yè)や傘下のエコノミスト?グループの50％株式は含まれていない。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月24日