シドニーの中國(guó)総領(lǐng)事館は23日のプレスブリーフィングで、「チベット獨(dú)立」派30人余りが22日午後に総領(lǐng)事館に不法亂入し、中國(guó)國(guó)旗を引き裂き、中國(guó)人職員1人が負(fù)傷したことを明らかにした。オーストラリア警察當(dāng)局によると、総領(lǐng)事館に亂入した「チベット獨(dú)立」派10人はすでに逮捕された。新華網(wǎng)が伝えた。

　湯瑛副総領(lǐng)事によると22日晝、シドニー「チベット青年會(huì)議」が60人余りを集めて総領(lǐng)事館前でデモを行った。午後1時(shí)15分頃、デモ參加者のうち30人余りがオーストラリア警察當(dāng)局の設(shè)けた防御線を突破し、総領(lǐng)事館の敷地內(nèi)に突入して、石を投げるなどした。萬里氏に哀悼の意を表すため半旗の狀態(tài)にあった國(guó)旗を「チベット獨(dú)立」派は引き下ろした。

　湯副総領(lǐng)事によると、総領(lǐng)事館職員は防御線が突破されたことに気づくと、直ちに行動(dòng)を起こし、安全確保に努めた。この過程で職員1人が軽傷を負(fù)った。

　在オーストラリア中國(guó)大使館は23日の聲明で、「チベット獨(dú)立」派がシドニーの中國(guó)総領(lǐng)事館に暴力的に亂入したことを激しく非難。「外交領(lǐng)事機(jī)関に対する非常に重大な襲撃事件であり、『チベット獨(dú)立』派の暴力的本質(zhì)が十分に暴露された。中國(guó)側(cè)はすでにオーストラリア側(cè)に厳正な申し入れを行った。オーストラリア側(cè)が騒動(dòng)を起こした者を厳重に処罰し、外交関係に関するウィーン條約など國(guó)際條約に基づき、的確で効果的な措置を講じて、中國(guó)の外交機(jī)関および人員に対する保護(hù)を強(qiáng)化し、中國(guó)側(cè)の機(jī)関と人員の安全と尊厳が侵害されないよう確保することを求める」とした。（編集NA）

　「人民網(wǎng)日本語版」2015年7月24日