約2週間前、再度この役員を訪ねた。その際「多くの若者は『ネジを締める』のが退屈で我慢できない。やる気がなく、昔の従業(yè)員の真面目さには及ばないので、離職率も高くなってきている」と語ってくれた。
「ルーズ」の中には浮ついた部分が含まれる。何年か前、日本で、深夜、車の往來がない道路の赤信號(hào)で一人佇む日本人をみたことがある。彼らが出してきた理由は「品質(zhì)」とは無関係で、あるのは法律に関係することだけだ?,F(xiàn)在、真晝間でも車さえ來なければ信號(hào)無視をして道路を渡る人がいる。何人かの日本人の友人にこの話題をしたところ、ある友人は「日本で仕事をする優(yōu)秀な外國人が増えてきていて、プレッシャーが大きいので、一分一秒を爭わなければならない」と言い、またある友人は「小さいことは規(guī)則を守らなくても大丈夫だよ」と言う。これには大変感慨深いものがあった。日本は今まさに「最もトレーニングが行き屆いた人」ではなくなっているのか?
日本へ旅行へ出かける中國人が日本人の謙虛で慎ましやかな禮儀正しさを褒め稱えているが、日本のサービスの質(zhì)は以前ほどではないと感じる。日本では會(huì)計(jì)をする際、店員は通常「いらっしゃいませ」と先にあいさつをするが、免稅店に長蛇の列を作る中國人観光客に対しては、その言葉は免稅の領(lǐng)収書を貼り付けるための「パスポート」に変化してしまっている。
日本の酒屋はこっそり精巧な食器をプラスチック製の食器に入れ替えているのに気が付いた。元々は赤と黒の木製の茶碗がプラスチック製に入れ替わっている。一見あまり差はないが、持ってみると質(zhì)感が全く違う。風(fēng)呂場の腰掛けと洗面器も木製ではなくプラスチック製になっており、一杯水をかけると流されてしまう。
日本社會(huì)の動(dòng)向について、ある日本の學(xué)者はかつて、「スマートフォンが原因かどうかは不明だが、日本全體が頭を下げ、下を向いているような感じがする」と言った。(編集JK)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年8月10日
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