アベノミクスの「3本の矢」は、かつてはまばゆい光を放ち、安倍內(nèi)閣の高支持率を支え、國民の熱い期待を受けていた。しかし、2年あまりが過ぎ、國民は自らの生活がますます「厳しく」なっていることに気づいた。各機関もアベノミクスの先行きを不安視している。人民日報海外版が伝えた。
▽日本経済、再びリセッションに陥る恐れ
米國でベストセラーとなった経済専門書「通貨戦爭 崩壊への最悪のシナリオが動き出した!」の著者のジェームズ?リカーズ氏は、「アベノミクスの3本の矢の成果はみえず、今後さらに改革を進めていかなければ、日本は3回目の『失われた10年』に突入する可能性がある」と警告する。
日本経済の先行き予測において、業(yè)界屈指の正確さを誇る新家義貴氏も「今年第2四半期(4-6月)に、日本がリセッション(景気後退)局面に入ったことが再認識される可能性が非常に高い」とし、4-6月のGDP成長率を2.5%減と予想したほか、「問題は、もはや日本が再びリセッションに陥るかどうかはではなく、リセッションの度合いがどれほど重いかだ」と指摘した。
JPモルガン、バークレイズ、ドイツ銀行も、日本経済の第2四半期の成長率がマイナスとなるとの見方を示している。BNPパリバは、同時期の日本のGDP成長率を最高でも1%減と予測している。
▽3本の矢はどこへ行った?
アベノミクスの「3本の矢」は初めのころ、輝きを放っているように見えた。1本目の矢は大膽な金融政策(量的緩和)、2本目の矢は機動的な財政政策(稅の減免とインフラ投資の拡大)、3本目の矢は民間の投資を喚起する成長戦略(過剰な規(guī)制と保護を受けてきた日本経済の構(gòu)造改革)だ。
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