人民元クロスボーダー決済システムの運(yùn)用が開始された余波だけではなく、國際通貨基金（IMF）のトップであるラガルド専務(wù)理事の談話が12日に公表されたことも関係がある。ラガルド専務(wù)理事は9日、記者會見において、「人民元がIMFの特別引き出し権（SDR）の構(gòu)成通貨として採用されるか否かを近く発表する。評価作業(yè)はすでにほぼ終了しており、現(xiàn)在、最終評価の提案書を取りまとめが進(jìn)んでいる」と述べた。

SDRの構(gòu)成通貨として採用されることは、人民元が本當(dāng)の意味で「國際通貨」となり、正真正銘、180カ國以上のIMF構(gòu)成國が正式に使用する通貨となることを意味する。業(yè)界では、人民元が年內(nèi)にもSDRの構(gòu)成通貨に採用される可能性は高いと見られている。

中央銀行の易鋼副総裁は先日、IMF第32回國際通貨金融委員會（IMFC）會議において、「人民元は現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で、SDR構(gòu)成通貨としての條件を満たす唯一の通貨だ。中國はすでに銀行間債券市場と為替市場を海外の中央銀行機(jī)関に開放しており、各種データの透明性アップなどの分野で、かなりの進(jìn)展を得ている。人民元は、操作面でSDRに求められる條件を満たすことができる」と発言した。（編集KM）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年10月13日