ダブル11（11月11日）のショッピング熱も冷めやらぬ中、今度はブラックフライデー（感謝祭の翌日の金曜日）のセールが始まろうとしている。昨年ブラックフライデーを初めて中國に導(dǎo)入したアマゾン中國は昨日、第2回ブラックフライデー海外ショッピング祭を世界で同時にスタートさせることを宣言した。同セールは12月5日まで開催される。アマゾンの歐州各サイトでは、中國までの荷物直送の送料が大幅に値下げされ、最大で50％引きとなる。北京日報が伝えた。

アマゾンによると、中國人消費者はショッピング祭期間中、中國のアマゾンと同じアカウント、同じショッピングカート、ローカライズされた決済の利用が可能といった便利なサービスを受けられ、中國のサイトでショッピングするのとほぼ同じ感覚で海外通販が體験できる。特に11月27日のブラックフライデー當(dāng)日からは、5日連続の「タイムセール」が実施され、取引件數(shù)がピークに達すると見られる。アマゾンの歐州各サイトも値下げキャンペーンを?qū)g施、5大サイトが同時に中國までの送料を値下げする。これは、昨年中國までの直送サービスが始まったのに続く、中國人消費者に対する新たな優(yōu)待キャンペーンだ。送料は最大50％割引となる。うち、アマゾンドイツ、フランス、イタリア、スペインの送料は1キロあたり4.7ユーロ（約620円）、英國は1キロあたり3.5ポンド（約660円）。

海外通販やクロスボーダーECで、消費者が最も気になる問題の1つが物流だ。ブラックフライデーにはセールが集中するが、物流は保障されるのだろうか？倉庫がパンクするようなことにならないだろうか？海外通販各社を取材したところ、擔(dān)當(dāng)者はいずれも「準(zhǔn)備を萬端に整えた」と表明した。海外通販の規(guī)模は中國國內(nèi)のECの取引件數(shù)を大きく下回り、消費も分散されている。さらに物流にかかる時間は國內(nèi)のネットショッピングよりも長いため、倉庫がパンクする可能性も小さいという。（編集SN）

「人民網(wǎng)日本語版」2015年11月19日