日本の民間団體が主催する南京証言集會(huì)「不忘南京――忘れてはならない歴史がある 繰り返してならない歴史がある」が5日、大阪の「平和と自由と繁栄の會(huì)館(PLP會(huì)館)」で開かれた。南京大虐殺の生存者である陳徳壽さん(83)が証言し、陳さん一家が南京大虐殺で受けた悲慘な體験を語り、人々に歴史を忘れてはならないと語った。新華網(wǎng)が伝えた。
1937年に日本軍が南京に侵攻した際、陳さんはたった6歳だったという。その當(dāng)時(shí)、陳さんの家は南京天京街古鉢営4號(hào)にあった。南京市內(nèi)に進(jìn)軍した日本軍は至る所で放火を行い、陳さんの父親は近所の消火活動(dòng)を手伝っている際に日本軍に連れ去られたという。家族は陳さんの父親が日本兵によって殘虐に殺されたことをあとから知り、40日ほどしてようやく父親の遺體を埋葬することができた。陳さんの家も日本軍に襲われ、陳さんの叔母は日本軍の暴行に抵抗したため6ヶ所を刺されて亡くなった。
一橋大學(xué)名譽(yù)教授の田中宏氏は集會(huì)當(dāng)日演説を行い、南京大虐殺の真相は否定できるものではないとしたほか、安倍首相の歴史観の過ちを批判し、歴史の悲劇を繰り返してはならないと語った。
大阪市民団體は1996年より毎年12月に南京大虐殺の証言集會(huì)を開き、南京大虐殺の生存者や日本軍の元兵士、歴史研究家等を招いて証言や演説を行い、歴史の真相を伝えている。今回の集會(huì)は「南京大虐殺60カ年大阪実行委員會(huì)」が主催し、大阪の民間団體や一般市民の100名余りが參加した。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2015年12月7日
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