藤原社長が改革に熱を込めるのには理由がないわけではない。実際、資生堂の現(xiàn)在の業(yè)績はピーク時に比べて大いに低下しているのだ。昨年の資生堂にとって、中國は最も業(yè)績の芳しくなかった市場であり、売上高は前年比4.8%減少して、世界の大規(guī)模市場の中で低下幅が最も大きかった。一方、04~08年には、中國エリアでの売上高は毎年30%を超える伸びを維持していた。ライバル他社の中國市場での業(yè)績をみると、フランス最大の化粧品グループ?ロレアルの14年の売上高は143億元(約2570億円)で同7.7%増加し、韓國最大手のアモーレパシフィックの14年の売上高は4673億韓國ウォン(約488億円)で同44%増加した。
業(yè)界関係者はかつて次のように指摘した。ブランドが古くなり、営業(yè)販売は力不足で、資生堂は中國市場で次々に顧客を失っていった。資生堂の格式もこれまでの歴史も、韓國コスメの猛烈な勢いにはかなわず、今や激しい市場競爭の中で受け身の立場に立たされている。日本の化學(xué)品産業(yè)に詳しい馮建軍さんは、「このたびの改革は資生堂にとって非常に重要なこと。変化を求めなければ、資生堂の市場シェアは韓國化粧品メーカーに取って代わられる可能性がある」と話す。
▽目標に向かって邁進
中國の稅関総署がまとめた最新の統(tǒng)計データによると、今年10月の中國の化粧品?スキンケア製品輸入量は6745トンに上り、前年同期比41.7%増加した。輸入額は15億9868萬元(約306億円)で同43.5%の増加。中國化粧品市場のニーズは引き続き巨大で、資生堂もこの點を十分に理解している。グループ関連部門の責(zé)任者は、「目下、資生堂はブランド改革を進めると同時に、通信販売市場での配置も加速させており、クロスボーダー通販モデルの準備を進めている。だが3年間の振興プランの達成には、なお多くの課題が橫たわる」と指摘する。
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