〇第四回廊
清河郊野公園から始まり、朝來森林公園、太陽宮公園、朝陽公園を経て、東北五環(huán)路の緑地帯から東南五環(huán)路に向かい、京滬高速道路(北京-上海高速道路)および沿道両側(cè)の緑化帯を下る。
〇第五回廊
京密高速道路(北京-密雲(yún)高速道路)から東五環(huán)および沿道両側(cè)の緑化帯を通る回廊で、東部地區(qū)にフレッシュな風(fēng)を送り込む。
この情報が公開されると、ネット上で熱い議論が湧き起こり、「これで煙霧が吹き飛ばせる」という期待の聲が早くも挙がった。清華大學(xué)都市計畫學(xué)部の呉唯佳?學(xué)部長は、これについて、以下のような見解を示した。
都市に設(shè)けられる回廊が煙霧問題を緩和できるかどうかを突き詰めるためには、まずは汚染の発生源を明確にしなければならない。研究によると、現(xiàn)在の北京の煙霧は、大量の自動車排ガスと石炭燃焼による排出物質(zhì)が大気汚染の主な原因となっている。また、地域特有の相互作用の影響もかなり受けており、特定時間內(nèi)の気候條件とも密接に関係している。これらの根本的な問題が解決されないままで、都市の風(fēng)通しだけを良くしても、本當(dāng)の解決には至らない。都市の通風(fēng)回廊は、確かに大きな通風(fēng)効果を備えているが、さらに緻密な研究を進(jìn)める必要がある。
専門家は、「北京は、市內(nèi)の通風(fēng)回廊の建設(shè)以外に、廊坊、天津、保定などの周辺都市との間に緩衝帯や隔離ゾーンを建設(shè)することを検討し、北京と他都市との間に十分な緑地空間を設(shè)けなければならない」と指摘した。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年2月22日
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