申年の春節(jié)到來前、安徽省の巣湖市中垾鎮(zhèn)政府は社會主義の核心的価値観の24文字を印字した大きな赤い提燈を道徳模範(fàn)者の家に屆けた。（人民寫真より）

　2016年の春節(jié)（舊正月、今年は2月8日）は喜びとよい気風(fēng)が一陣の風(fēng)となり、中國の大地を吹き抜けた。安徽省の巣湖では道徳模範(fàn)者のための大きな赤い提燈が掲げられ、道徳模範(fàn)者たちの行いをモデルに善行と義挙を推進(jìn)し、江蘇省の徐州では「最も美しい家庭が語る良い家訓(xùn)」講演を展開して、良い家風(fēng)が社會にプラスエネルギーを拡散させ、四川省の瀘州では24文字の社會主義の核心的価値観を元宵節(jié)（舊正月の1月15日、今年は2月22日）のなぞなぞに取り入れ、ゲームイベントにも有益な教育的要素が組み込まれた。社會主義の核心的価値観は中國社會が注目する重要ポイントであり、両會（人民代表大會、政治協(xié)商會議）を控え、代表委員たちの話題も社會に対する関心に応えるものとなっている。

　中國共産黨の第18回黨大會では國、社會、國民の3つの角度から社會主義の核心的価値観である「富強、民主、文明、調(diào)和、自由、平等、公正、法治、愛國、敬業(yè)、誠信、友善」の24文字を提案し、今では小學(xué)生もその意味を理解し、「音もなく萬物を潤す」が如く社會生活の隅々にまで體現(xiàn)されている。

　24文字が表す社會主義の核心的価値観には中國五千年の歴史と文明、優(yōu)れた伝統(tǒng)的文化が根付いているだけでなく、現(xiàn)代中國の時代的精神を反映し、現(xiàn)代的な意識を強調(diào)し、中華民族の発展において必要となる巨大な精神エネルギーを含んでいると中國の一般市民はおしなべて感じている。