中國は3日、全國両會（人民代表大會? 政治協(xié)商會議）シーズンに突入した。2016年は、小康社會（ややゆとりのある）の全面的建設の総仕上げがスタートする年であり、構造改革という難題攻略を推進する年でもある。中國國內(nèi)のネットユーザーは、今年の両會のどんな點に注目し、どのような期待を抱いているのだろうか？人民日報海外版が報じた。

「獲得感」に関する話題に注目

人民網(wǎng)「2016年両會注目點調査」に參與したネットユーザーは、3月2日午前0時の時點で388萬人を上回った。調査によると、「社會保障」の話題は、50萬人以上から注目が集まり、「両會十大注目點」のトップに立った。

「社會保障」に続き、「十大注目點」の第2位から第5位を占めた話題は順に、「住民所得」「醫(yī)療改革」「トラもハエも叩く（高級官僚から下級官僚まで、地位を問わず黨內(nèi)の汚職根絶を目指すスローガン）」「教育の公平」だった。これらは例外なく、人々の「獲得感（利益を得た後に得られる満足感）」に深く関わる話題ばかりだ。第6位から第10位は順に、「住宅」「環(huán)境保護」「司法改革」「金融リスク」「一帯一路（1ベルト?1ロード）」。これらの話題にも大いに関心が集まっている。