侯凱源さんが1960年代初めに撮影した北京駅。
二つの世代のカメラマンたちが撮影した約半世紀前と現(xiàn)代の北京。同じ場所、同じ角度から撮影し、その約50年の変化を映し出している。彼らのレンズに映し出された北京は、靜かで落ち著いた街から、賑やかで多くの人が行き交う大都市へと大きな変貌を遂げていた。北京日報が報じた。
「時間の痕跡——二つの世代のカメラマンによる北京この半世紀の記録」の編集作業(yè)が現(xiàn)在進められており、今年下半期には出版される予定だ。二つの世代のカメラマンたちにとって、彼らが數(shù)十年にわたり蓄積してきた記録を世に出すことは「死んでいた資料に命を吹き込み、次の世代の人々に北京のこれらの変化を知ってもらいたい」というずっと心に抱いてきた素樸な願いだ。
「時間の痕跡」では今と昔を比較する約100組の寫真が収録されている。これらの寫真には建築物や住宅、商店、街路、體育館、映畫館などが含まれており、北京市民の「食」と「住」、「交通」をカバーしている。
約半世紀前の北京の寫真を撮ったカメラマンは、鄭徳鴻さんと陳肇宗さん、侯凱源さん、夏允恭さんで、彼らは新中國建國後當時から北京企畫局に所屬していたカメラマンだ。當時、北京市で展望のきく高い場所全てを訪れ、3萬枚以上の貴重な寫真を撮影した。そのなかで侯凱源さんと鄭徳鴻さんは今も健在だが、ほかの二人は既に鬼籍となっている。一方、現(xiàn)代の北京の様子を撮影したのは、4人の弟子である劉錦標さん。彼は北京市建築設計研究院の専屬カメラマンで、今年8月に退職を迎える。
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