2日にわたって行われていた2016年第3回主要20カ國?地域(G20)財務(wù)大臣?中央銀行総裁會議が、このほど四川省成都市で閉會した。會議で取り上げられた9つの議題をめぐって聲明が発表され、各方面はより多くの行動によって信頼感を高め、成長を促進(jìn)することに同意した。新華社が伝えた。
今回の會議は浙江省杭州市で9月に開催されるG20主要會議(杭州サミット)に先立って行われた最後の財務(wù)大臣?中央銀行総裁會議となった。財政部(財務(wù)?。─螛蔷@偉部長と中國人民銀行(中央銀行)周小川総裁が共同で主催した。
會議では主に、當(dāng)面のグローバル経済情勢、「力強(qiáng)く、持続可能でバランスの取れた成長の枠組」、國際金融の構(gòu)築、投資とインフラ、金融當(dāng)局の改革、國際稅収協(xié)力、グリーン金融、気候資金、反テロリズム資金調(diào)達(dá)などの議題について話し合い、各議題をめぐる主要な成果を確認(rèn)し、杭州サミットにおける財政金融面での成果達(dá)成に向けた準(zhǔn)備を行った。
樓部長は會議後の記者會見で、「グローバル経済の復(fù)興ぶりは期待したよりも弱々しく、経済環(huán)境は課題に直面し、下押しリスクが引き続き存在する。こうした情勢の中、G20各國は協(xié)力を強(qiáng)化し、上海で行われた會議での共通認(rèn)識を確認(rèn)し、引き続き財政政策、金融政策、構(gòu)造改革などあらゆる政策ツールを採用して、信頼感を高め、成長を促進(jìn)していく必要がある」と述べた。
周総裁は、「G20は引き続き、より開放的で力強(qiáng)く、柔軟性の高い金融システムの構(gòu)築に努力すべきだ。これにはグローバル金融當(dāng)局の改革プロセスの持続的な推進(jìn)、マクロプルーデンスの枠組?ツールをめぐる経験の総括やブラッシュアップの推進(jìn)、金融市場のインフラへの監(jiān)督管理の強(qiáng)化の推進(jìn)などが含まれる。今年はG20がデジタル金融包摂の発展と金融包摂の指標(biāo)?データの面で積極的な進(jìn)展を遂げており、今後も引き続き金融包摂の発展を推進(jìn)し、経済成長の成果の恩恵をあらゆる層に行き渡らせることが必要だ」と述べた。
また樓部長は、「今回の會議の成功は、年初に確定したG20財政金融ルートの通年の各種政策目標(biāo)が基本的に予定通り達(dá)成されたことを意味する。財政金融ルートはG20の調(diào)整者とともに杭州サミットの成果文書の検討に向けて積極的に準(zhǔn)備を進(jìn)めていく。また引き続き世界経済情勢の新たな変化をぴたりと追いかけ、出現(xiàn)する可能性のある新たなリスク、新たな課題を速やかに予防解消し、杭州サミットの成功を確かなものにしていく」と述べた。(編集KS)
「人民網(wǎng)日本語版」2016年7月25日
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