日本の「おっさんレンタル」のサイトのメイン畫面。おっさんの寫真の下には彼らのニックネームと1時間のレンタル料が書かれている。
「こちらでは自分はイカしてると思っているおっさんをレンタルできます。値段は1時間で1000円です。おしゃべりから雑用まで、おっさんはあなたの要求に応えてくれます。私たちは決してお客様の利益を損なわず、不満に感じさせるようなことはありません」と掲載されている日本の「おっさんレンタル」サイトの文面は、やや自嘲気味でもあり、見た人は思わず興味を掻き立てられる。新華社が伝えた。
「おっさんレンタル」のサイトを開くと、それぞれの年齢や趣味が書かれたおっさんの寫真が出てくる。顧客たちはこれらの情報をもとに好きなおっさんを選んで、「買い物かご」に入れて購入し、おっさんの時間をレンタルする。
おっさんレンタルとは日本で近年登場したサービスで主に若者をターゲットとしている。2012年にファッションプロデューサーの西本貴信さんが「おっさんレンタル」のサイトを立ち上げた。そして彼自身も「日本のおっさん」だ。
當(dāng)初はレンタルできるおっさんは西本さんだけで、そのサービスは主に若者の日常の悩みを聞き、たまに自分の専門スキルを生かして顧客に合った服裝を選ぶというものだった。
その豊富な人生経験とイカしたファッションセンスもあって、西本さんのおっさんレンタルサービスは若者の間で徐々に知名度を上げ、その規(guī)模も拡大していった。今では、「おっさんレンタル」のサイトではレンタルできるおっさんが約60人まで増え、しかも多くのおっさんが同サイトへの登録を申し込んでいる。
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