2014年1月、空気清浄器製品を引っ提げて中國市場に參入した日本のバルミューダ社も、中國市場での戦略配置において、「中國を変える」方針を打ち出している。同社の慕達(dá)総経理は、「日本では煙霧が発生しないため、弊社が中國に持ち込んだ最初の空気清浄器は、実のところ、花粉を吸著する機(jī)能を備えた製品だった。だが、中國市場のニーズに対応するため、そして、2015年9月に発表された「GB/T18801―2015『空気清浄器』國家基準(zhǔn)」をクリアするために、弊社は製品のアップグレード?改造を加速した」と話した。
「通常、空気清浄機(jī)は、性能が高くなればなるほど騒音も大きくなる。だが、新國家基準(zhǔn)を満たすため、弊社は従來の國家基準(zhǔn)より2デシベル低い16.2デシベルにまで引き下げた。また、ホルムアルデヒド除去機(jī)能を強(qiáng)化した空気清浄機(jī)を発売、フィルターの除去レベルを引き上げ、中國市場の需要対応に努めた」と慕達(dá)総経理は続けた。
このほか、粒子狀物質(zhì)防護(hù)マスクの発明者の一つである米スリーエム(3M)社も、空気フィルタリング分野での40年以上におよぶ豊かな経験を武器に、中國人消費(fèi)者の生活の質(zhì)向上を図っている。同社擔(dān)當(dāng)者は、「3Mは、米國肺協(xié)會(huì)の認(rèn)証を受けたフィルター、先進(jìn)的な固體汚染物質(zhì)除去能力、ガス?fàn)顩A染物質(zhì)除去能力などのコア技術(shù)を備えており、室內(nèi)空気浄化問題をめぐるワンストップ型ソリューションプランを提案できる。また、3Mは、市場では數(shù)少ない、自社オリジナルの空気ろ過材料技術(shù)と生産技術(shù)を擁する空気清浄器ブランドでもある」としている。
中國人消費(fèi)者向け差別化商品の設(shè)計(jì)を通じてさまざまな需要に対応した3M防護(hù)マスクを提供する以外に、2016年12月、3Mは中國の環(huán)境に特化して研究開発した「智愛」シリーズ空気清浄器を発表した。この空気清浄器は、3Mコア技術(shù)の一つである靜電気帯電シート付きのフィルターを用いた三重構(gòu)造フィルター設(shè)計(jì)で、特にホルムアルデヒド除去機(jī)能が付加されている??諝荬然钚蕴郡趣谓佑|面積を拡大し、精確な濕度センサーも備えており、より快適な室內(nèi)の濕度調(diào)整を?qū)g現(xiàn)した。3M側(cè)は、「弊社は今後も引き続き、空気清浄器やその他の浄化裝置に用いる、質(zhì)の高い空気清浄フィルター材料の研究開発に取り組んでいく。また、ユーザーエクスペリエンス(UX)とヒューマナイズにも著目し、空気の質(zhì)モニタリングやスマート制御クラウドサービスのアプリ開発も、弊社の発展戦略の一つに據(jù)えている」とコメントしている。(編集KM)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年1月13日
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