米國のトランプ大統(tǒng)領(lǐng)は23日に大統(tǒng)領(lǐng)令に著名し、環(huán)太平洋経済連攜協(xié)定（TPP）からの離脫を正式に宣言した。中國新聞社が伝えた。

23日午前、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)はホワイトハウスの大統(tǒng)領(lǐng)執(zhí)務(wù)室で同大統(tǒng)領(lǐng)令に署名した?！袱铯欷铯欷蟃PP離脫について長い時(shí)間をかけて話し合った。TPP離脫は米國の労働者にとってよいことだ」という。その後、さらに2つの大統(tǒng)領(lǐng)令にも署名。1つは連邦政府の職員の新規(guī)採用の凍結(jié)（治安関係者は対象外）に関するもの、もう1つは妊娠中越を支援する國際団體への資金援助の停止に関するものだ。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は選挙戦の初めからTPPに強(qiáng)く反対し、「米國の災(zāi)難になりうる」などと発言。大統(tǒng)領(lǐng)に就任すれば、ただちにTPPから離脫するとの方針を示していた。また北米自由貿(mào)易協(xié)定（NAFTA）についてカナダ、メキシコと改めて交渉する方針も示していた。

15年10月、米國、日本、カナダなど12カ國がTPP交渉を妥結(jié)させ、この自由貿(mào)易協(xié)定はオバマ政権の重要な成果の一つとみなされていた。だがオバマ政権下で議會の承認(rèn)を得られず、正式に発効していなかった。

分析によると、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が23日にTPP離脫を表明した背景には2つの理由があるという。1つは選挙公約の実現(xiàn)で、もう1つは「マッチョ」的な言動(dòng)を取り、ホワイトハウスで思い切った政治活動(dòng)をするとの態(tài)度を示すためだという。

トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の見方によれば、TPPやNAFTAなどの多國間貿(mào)易協(xié)定は米國の労働者の権利を大きく損なうものだ。トランプ大統(tǒng)領(lǐng)は二國間の貿(mào)易協(xié)定を好む傾向があり、これが米國の利益を最大化するやり方だとしている。