ワシントン時間23日、就任後わずか3日のトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は環(huán)太平洋パートナーシップ協(xié)定(TPP)から離脫する大統(tǒng)領(lǐng)令に署名した。(文:蘇暁暉?中國國際問題研究院國際戦略研究所副所長。人民日報海外版コラム「望海樓」掲載)
米國のTPP離脫について日本は深く頭を悩ませている。大統(tǒng)領(lǐng)令署名後も、安倍首相は現(xiàn)実を受け入れようとせず、引き続き米國を説得するとしている。
安倍首相がよしとしないのは、TPPに過度の戦略的意義が與えられてきたためだ。日本にとってTPPは日米同盟の重要な紐帯だ。オバマ政権期、米國は「アジア太平洋リバランス」戦略の推進(jìn)に力を入れており、TPPは同戦略の経済分野における重要な突破口だった。安倍政権は日本が米國の地域戦略構(gòu)造において大きな役割を果たし、米國の地域戦略計畫に組み込まれることを目指して、國內(nèi)各方面の反対を顧みず、TPP交渉への參加を決定した。日本は同時に、米國による地域の経済、貿(mào)易、投資、サービスの新ルール制定に參加して、アジア太平洋地域における米國の「指導(dǎo)力」維持に協(xié)力しようとした。まさに様々な私心と私利の存在のために、TPPは自由貿(mào)易協(xié)力の真意に背き、生命力と合理性を失った。世界の人々がTPPに別れを告げるのは、時間の問題だ。
TPPをめぐる米日のもつれを前に、中國はアジア太平洋経済統(tǒng)合プロセスへの參加と促進(jìn)の決意を一層揺るぎないものにしている。
第1に、中國は各國の経済?貿(mào)易政策は時代の発展の潮流に沿ったものであるべきだと揺るぎなく考えている。現(xiàn)代世界は相互包含的な運命共同體としての性質(zhì)を強めている。経済?貿(mào)易分野においては、潮流に逆行し、「ゼロサムゲーム」を行い、小グループの利益を至上とするやり方は他國を損ない、自國にも不利なだけだ。各國は共同で國際経済秩序のより公正で合理的な方向への発展を推し進(jìn)め、共同発展と互恵?ウィンウィンを?qū)g現(xiàn)するべきだ。
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