褒める人もけなす人もいるものの、「春晩」（春節(jié)＜舊正月＞を祝う中國(guó)の國(guó)民的年越し番組）は35年もの間、多くの人にとって常に不可欠の存在となっている。中國(guó)中央テレビ（CCTV）は今年若い視聴者の注目を集めるため、人気の高いアイドルグループを出演させて、歌やダンスを披露させただけでなく、今年も最新鋭のテクノロジーを用い、斬新にも仮想現(xiàn)実（VR）技術(shù)を初めて採(cǎi)用した。春晩は新たな方式を用いることで多くの視聴者を惹きつけ、リアルな視聴體験をもたらした。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

◆不可欠の役者、ドローン

関連統(tǒng)計(jì)データによると、毛阿敏（マオ?アミン）と張傑（ジェイソン?チャン）による「満城煙花」が、今年の瞬間最高視聴率を記録した。2人の息の合ったデュエットと歌唱力の他に、特殊なバックダンサー兼小道具のドローンの活躍があった。

「満城煙花」の効果を出すため、現(xiàn)場(chǎng)では3チーム?50機(jī)の、ポケットに入るほど小さいサイズのドローンが出動(dòng)した。第1チームは20機(jī)で、軽やかに舞臺(tái)の中央を舞い、塔を形作った。これらのドローンに取り付けられているライトが赤と緑の光を放つこともできる。正確な測(cè)位?編隊(duì)飛行アルゴリズムにより、これらのドローンは「DNA螺旋狀構(gòu)造」など一連の難易度が高い艦隊(duì)飛行?ダンスを行い、完璧な効果を発揮した。殘りの30機(jī)はおめでたい赤の「燈籠」を吊り下げながらそれぞれ2組に分かれ、舞臺(tái)両側(cè)でバックダンサーになった。