総合補給艦の「駱馬湖」は中國が設計?建造した新型遠洋総合補給艦で、2016年7月より就役し、タイプの異なる艦艇に同時に補給を実施することが可能で、遠洋総合補給能力に優(yōu)れ、また一定レベルの海上及び対空における防御作戦能力を備えている。
今回の遠洋訓練の目的について軍事専門家の曹衛(wèi)東氏は主に3點を挙げられるとし、「一つは中國領海內(nèi)の島嶼の主権を宣誓すること、また二つ目には遠洋実戦能力の強化で、演習に參加する艦艇や島嶼の守備兵に限らず、演習の中で互いの連攜が必要となる。三つ目には共同作戦の情報化の強化で、海軍?空軍の立體作戦の演習過程で、各方面の情報を利用して全體の作戦態(tài)勢のコントロールを重視することを目的としている」との見方を示した。
さらに軍事専門家の杜文龍氏は、「今回の海軍艦艇編隊は異なる海域、異なる部隊、異なる環(huán)境下で共同訓練を展開するので、多くの部隊が訓練に參加することとなり、そのメリットも大きい。艦艇編隊は異なる海域で訓練を実施していく中で、それぞれの異なる海上、気象條件に対応しなければならず、適応能力の向上につながる」と指摘している。
さらに杜氏は、「今回の遠洋訓練はやや長期にわたるので、海上保障にも物資の補給から情報偵察、遠洋地區(qū)における援護、獨立した指揮系統(tǒng)の実施など非常に多くの要求が提出されている。そのため、艦艇編隊の獨立作戦と遠洋作戦能力を體現(xiàn)する重要な訓練になる。この種の遠洋訓練を常態(tài)化させていくことで、海軍戦略の目標に近づき、中國海軍が遠洋へと進出し、よりよい基盤が築かれていくこととなるだろう」との見方を示した。(編集TG)
「人民網(wǎng)日本語版」2017年2月17日
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