貴州省の遵義茅臺(tái)空港は遵義市仁懐市茅臺(tái)鎮(zhèn)堯壩村にあり、総投資額は15億7300萬(wàn)元（約259億7千萬(wàn)円）に上る。4C基準(zhǔn)で設(shè)計(jì)された支線空港で、ボーイング737シリーズ機(jī)やエアバスA320機(jī)などの離著陸が可能。寫(xiě)真は1月18日、改裝中の空港ターミナルビルの様子。

世界最先端の高速鉄道ネットワークは、中國(guó)の人々の移動(dòng)や旅行を非常に便利なものにした。それほど遠(yuǎn)くない將來(lái)には、空の交通ネットワークも構(gòu)築される見(jiàn)込みだ。中國(guó)民用航空局は2020年をめどに全國(guó)で空港74ヶ所の建設(shè)プロジェクトを継続?新規(guī)スタートすることを明らかにした。プロジェクト完了後の旅客輸送量を7億2千萬(wàn)人と見(jiàn)込む。

民用航空は鉄道や道路などの交通手段とともに、早くから重要な移動(dòng)旅行手段の一つだった。同局がまとめた最新のデータをみると、2017年の春節(jié)（舊正月。今年は1月28日）連休期間に、國(guó)內(nèi)の航空會(huì)社が運(yùn)行した航空便は8萬(wàn)便を超え、前年同期比11.9％増加した。旅客輸送量はのべ984萬(wàn)人を超えて同15.1％増加。提供座席數(shù)は1283萬(wàn)席、平均座席利用率は83％だった。

現(xiàn)在、中國(guó)の汎用航空の発展には一定の構(gòu)造的なアンバランスの問(wèn)題が橫たわる。そこで中國(guó)は短距離輸送の普及推進(jìn)に力を入れ、支線航空では運(yùn)行が難しく、交通が不便な遠(yuǎn)隔地の移動(dòng)ニーズに対応することを目指す。具體的な計(jì)畫(huà)として、20年をめどに、華北地域、東北地域、華東地域、南部中央地域、南西地域、北西地域の6大空港クラスターを形成し、一連の輸送用空港を新たに建設(shè)し、輸送用空港の総數(shù)を260ヶ所前後に増やすとしている。

これと同時(shí)に、國(guó)際ターミナルの構(gòu)築を積極的に進(jìn)め、北京、上海、広州の空港國(guó)際ネットワーク競(jìng)爭(zhēng)力を著実に引き上げ、周辺の空港との優(yōu)位性による相互補(bǔ)完および協(xié)同発展を推進(jìn)し、北京市?天津市?河北省エリア、長(zhǎng)江デルタ地域、珠江デルタ地域の3大都市クラスターに適した世界レベルの空港クラスターを構(gòu)築し、地域內(nèi)の各レベル空港の分業(yè)と位置づけを明確にする。

中國(guó)の人々は航空便の遅延問(wèn)題に多くの不満を抱いている。統(tǒng)計(jì)によれば、15年の定時(shí)到著率はわずか67％だった。同局は定時(shí)到著率の引き上げに向けて新たな要求を打ち出し、20年に80％の目標(biāo)を掲げる。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年3月5日