空港をはじめとするインフラ設(shè)備の不足が民用航空産業(yè)の前進(jìn)の歩みを大幅に減速させていることを受け、國はこのほど市場の活力を最大限発揮させるとの方針をうち出した。中國民用航空局は28日、「社會資本による民用空港投資?建設(shè)?運(yùn)営の奨勵に関する研究」の中で、「中國は民用空港建設(shè)と市場運(yùn)営への參入を全面的に開放することを検討中」であることを明らかにした。「北京商報(bào)」が伝えた。

ここ數(shù)年、中國の部?委員會の多くから民用空港への參入の開放を求める聲がたびたび上がっている。國務(wù)院は7月、「國務(wù)院弁公庁の民間投資をよりよく行う取り組みに関する通知」を発表し、民用空港などの分野への參入の開放を進(jìn)める必要があることを指摘した。8月には、國家発展改革委員會の胡祖才副委員長も公開の場で、「政府は民間資本に対し民用空港などの分野を最大限開放していく」と述べた。複數(shù)の業(yè)界関係者が述べたところによると、「空港への參入の全面開放」という言い方は初めてなされたものだという。

同委総合運(yùn)輸研究所の羅仁堅(jiān)研究員は、「このたび明らかにされた方針は、民用空港市場への參入を最大限緩和するという國の姿勢を示すものだ。參入の全面開放は2つの面から著手するとみられ、國は投資が行われる前には、民用空港建設(shè)?運(yùn)営における顕在的なハードルと潛在的なハードルを取り除くことに努め、投資が行われた後には、民用空港建設(shè)のプロセスを加速させ、審査認(rèn)可プロセスを短縮することが予想される」と説明する。

羅研究員によると、「民用航空建設(shè)の審査認(rèn)可プロセスは煩雑で、審査認(rèn)可から建設(shè)、証明書の発行まで約60段階を踏まなければならず、時(shí)間がかかり、2年に及ぶこともある。今後はこうしたプロセスが簡素化され、時(shí)間が短縮され見込みだ」という。（編集KS）

「人民網(wǎng)日本語版」2016年9月29日