このほど、日本の東京國立博物館、韓國の國立故宮博物館、ロシアの國家東方博物館などから、高級な絹織物197點が杭州の中國シルク博物館に集められ、12月5日までの約3ヶ月間展示されることが明らかになった。銭江晩報が伝えた。
絹の起源は中國とされており、海のシルクロードを通じて、東中國海と南中國海を渡り、朝鮮半島や日本、東南アジア諸國、インドなどに渡っていった。そしてその絹から長袍(丈の長い中國服)やエプロン、ストール、スカーフといった日常的に身につける衣服から、テントやじゅうたんといった室內裝飾の製品が作られている。
日本で絹織物の文化財を見ようとした場合、まず訪れなければならない場所は飛鳥時代建立の法隆寺と奈良時代建立の東大寺正倉院だろう。
この2ヶ所には7-8世紀の絹織物が保存されており、その中には中國から渡ったものや日本で生産されたものが含まれている。
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