次に、スマートウォッチは多くのユーザーから敬遠(yuǎn)されている。これはなぜだろうか。スマホの普及により、多くのユーザーはスマートウォッチによる機(jī)能の補(bǔ)完を必要としなくなった。今やスマホの機(jī)能はなんでも揃っている。心拍數(shù)のチェックなどフィットネスもしくは健康管理の機(jī)能を備えた、割安のブレスレット型デバイスでも完全にスマートウォッチの代わりになり、裝著もしやすい。補(bǔ)助的ツールであるスマートウォッチは、実際にはユーザーをそれほど補(bǔ)助できない。これは典型的な「お荷物」だ。

さらに、革新の不足がある。アップルもグーグルも現(xiàn)在、スマートウォッチの真の潛在力を引き出していない。ソフトにもハードにも、実質(zhì)的な革新がない。近年の科學(xué)技術(shù)の革新及び研究開発の不足も、スマートウォッチのデザインや機(jī)能の畫期的な進(jìn)展を妨げている。例えば折りたたみ機(jī)能はスマートウォッチに活用でき、ディスプレイ面で少なくとも現(xiàn)在の商品よりは有利となるにも関わらず、そうした商品は遅々として市場(chǎng)に現(xiàn)れてこない。

スマートウォッチは「お荷物」になったが、ウェアラブルデバイスには高い將來性がある。IDCが発表した2016?2020年のウェアラブルデバイス市場(chǎng)を予想した報(bào)告書によると、世界のウェアラブルデバイス市場(chǎng)にはまだ大きな需要が殘されており、市場(chǎng)規(guī)模は2020年に200億ドル以上に達(dá)する見通しだ。未來の発展は、多様化を呈する。うちフィットネス用などのハード製品のスマート化は、シンプルで使いやすい方向に発展しようとしている。將來的には、ウェアラブルデバイスの主流になるだろう。ウェアラブルデバイス市場(chǎng)の高付加価値商品であるスマートウォッチは現(xiàn)在、まだ普及には程遠(yuǎn)い。低価格?多機(jī)能のスマートウォッチが、今後も市場(chǎng)の主流になるとみられている。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年3月14日