山東省と雲(yún)南省の科學(xué)者が全天候型発電の太陽(yáng)電池を開発した。ナノ研究分野で有名な雑誌「ACS Nano」と「Nano Energy」はこのほど、この中國(guó)海洋大學(xué)の唐群委教授のチームと、雲(yún)南師範(fàn)大學(xué)の楊培志教授のチームによる共同研究成果を掲載した。新華社が伝えた。

一般的な太陽(yáng)電池の場(chǎng)合、太陽(yáng)光を浴びたとしても、すべての太陽(yáng)エネルギーが吸収され電力になるわけではなく、一部の可視光線だけが効果的に電力に変換される。この原理を利用するため、研究チームは電池內(nèi)に、あるキーポイントとなる材料を使用。日中に太陽(yáng)光が當(dāng)たると、この電池の光電変換効率はやや高くなり、吸収しなかった可視光線と近赤外線のエネルギーをこの材料內(nèi)に備蓄し、夜間に単色可視光線を放つ。その際、この単色可視光線は再度光吸収剤に吸収され電力に変わり、太陽(yáng)電池が日中も夜間も発電できるようになる。

改良済みの同電池の太陽(yáng)光照射時(shí)の光電変換効率は10％で、夜間は25％以上。同電池の夜間の発電時(shí)間は、數(shù)時(shí)間継続することが可能。この研究により太陽(yáng)電池の発電時(shí)間を延長(zhǎng)し、全ての時(shí)間帯とあらゆる天候においても発電を?qū)g現(xiàn)できる可能性がある。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年4月7日