「早く寢なければいけないと分かっているが、ついつい夜遅くまでドラマを見(jiàn)てしまう」、「飲みすぎは肝臓に悪いと分かっているが、お酒の誘いを斷れない」、「健康にいいと分かっているが、全く運(yùn)動(dòng)しようとしない」。このように、多くの人が生活の中で健康に対して意識(shí)しているものの、それを?qū)g行する意志が欠けている。一言で言うなら、「自己管理ができない」ということに盡きる。英ロンドン大學(xué)の最新研究によると、自己管理をするための自律性に富んだ人はそうでない人よりも健康であるという。生命時(shí)報(bào)が伝えた。
米學(xué)術(shù)誌「米國(guó)科學(xué)アカデミー紀(jì)要」で発表されたこの研究によると、自律性に富んだ高齢者は血液中のコレステロールやC反応性蛋白(炎癥反応が起きているときに血中に現(xiàn)れるタンパク質(zhì))の數(shù)値が低く、ウエストが細(xì)く、代謝性疾患や心血管疾患の発病率が低く、社交性の面でもそうでない人を上回っているという。米カリフォルニア大學(xué)の研究でも、自律性に富んだ人はアルコールなどの誘惑に抵抗することが可能で、生活習(xí)慣がルーズな人よりも壽命が4年長(zhǎng)いとしている。
中國(guó)科學(xué)院心理研究所の研究員である張侃氏は、「自律性とは、各人の自我や環(huán)境などの狀態(tài)によって、自分に最も適した生活スタイルを選択すること。また、自分の欲望を抑えたり、身體的?精神的な楽しみを得ること」と語(yǔ)った。また、米國(guó)のコラムニストであるスティーブ氏は、「『毎日同じ時(shí)間に起きているか?』、『家は片付いているか?』、『自分の健康を考えて食べるものを選んでいるか?』というような質(zhì)問(wèn)を頭に思い浮かべ、これらの答えで『はい』が多ければ多いほど自律性に富んでいるといえる」との見(jiàn)方を示した。
自律性を鍛える4つの方法
米國(guó)の心理學(xué)者のパーカー氏は、健康的な習(xí)慣を身につけるための自律性を鍛える方法として、以下の4つの方法を挙げている。
1.具體的な目標(biāo)の設(shè)定。例えば、體を鍛えようとする場(chǎng)合、その具體的な目標(biāo)を立てる必要がある。▽早寢早起き(午後10時(shí)に就寢し、午前6時(shí)に起床)をして體を鍛える▽寢る前(午後9時(shí)から10時(shí))にヨガを練習(xí)する▽1時(shí)間ごとに席を立って運(yùn)動(dòng)するというような目標(biāo)を立てるといった具合だ。
2.毎日自分に対し目標(biāo)達(dá)成させるように促す。その方法は、▽目標(biāo)を設(shè)定するときにまず自分に、「どんな困難が生じても、その目標(biāo)を続けることができるか?」と問(wèn)いかける▽目標(biāo)が決まったら、友達(dá)や家族に自分を監(jiān)視してもらうようにする、あるいは日記をつけるなどの方法で自分を監(jiān)視して、目標(biāo)達(dá)成させるようにするというようなものだ。
3.自分の弱點(diǎn)を見(jiàn)つけ、その対策を行うこと。例えば禁煙する場(chǎng)合、他の人がタバコを渡してきたら、あなたは吸ってしまうだろうか?自己管理のできない人は、「例外を作らない」と必ず決め、どんなときでも吸わないようにする必要がある。毎回相手の誘いを斷っていれば、タバコを渡してくる人もいなくなっていくだろう。
4.目標(biāo)を達(dá)成するたびに祝うこと。目標(biāo)達(dá)成の儀式を行うことで、自分が頑張りを認(rèn)めることが大事だろう。(編集YK)
「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年4月24日
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