4月24日は2年目の「中國宇宙の日」。中國初の無人宇宙補(bǔ)給船「天舟1號(hào)」は22日、宇宙実験室「天宮2號(hào)」と初のドッキングに成功した。これは「中國宇宙の日」にとって最高のプレゼントとなったばかりか、米國や日本、ドイツ、フランス、ロシアなどの専門家とメディアの注目を集め、評(píng)価されている。新華社が伝えた。

米惑星協(xié)會(huì)の宇宙専門家は「天舟1號(hào)の最も印象的な點(diǎn)は、『宇宙給油』能力だ。米國のシグナスとドラゴンには給油能力が備わっていない。天舟1號(hào)と肩を並べ、比べることができるのは、國際宇宙ステーションに物資を補(bǔ)給するロシアのプログレスだが、私の知る限り、プログレスは國際宇宙ステーションに自動(dòng)給油を行うことができず、宇宙ステーション內(nèi)の人員が協(xié)力する必要がある。天舟1號(hào)が印象的なのは、給油の過程を完全に地上から制御できる點(diǎn)だ」と指摘した。

日本のオンライン雑誌「ザ?ディプロマット」は「中國の新型補(bǔ)給船がこれほど重要な理由とは」と題した記事で「天舟1號(hào)の打ち上げは重大な成果で、今後建設(shè)される中國の宇宙ステーションに対して獨(dú)自の、自國での物流輸送ルートを構(gòu)築することになる。推進(jìn)剤の軌道上での補(bǔ)給能力は、人類の宇宙長(zhǎng)期滯在と宇宙ステーションの建設(shè)?運(yùn)行の重要な一環(huán)だ」と報(bào)じた。

ドイツ通信社は「中國は長(zhǎng)征7號(hào)ロケットで初の宇宙補(bǔ)給船を打ち上げた。中國は自國の宇宙補(bǔ)給船を持つ世界4番目の國になり、自國の宇宙ステーションを建設(shè)するという目標(biāo)にまた一歩近づいた」と伝えた。

米國のAP通信は「宇宙ステーションと連結(jié)できる無人宇宙補(bǔ)給船を打ち上げたことで、中國の野心あふれる宇宙計(jì)畫がまた一歩前進(jìn)した」と報(bào)じた。ロシア宇宙科學(xué)研究所の専門家は、自國メディアのインタビューに応じた際に「天舟1號(hào)の打ち上げにより、中國の宇宙事業(yè)は宇宙ステーション建設(shè)に向け大きな一歩を踏み出し、世界の宇宙業(yè)界から注目を集めている。私たちは新しい重要な宇宙開発の擔(dān)い手の臺(tái)頭の瞬間を目にした証人となった」と述べた。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語版」2017年4月24日