中國(guó)気象局が24日に発表した情報(bào)によると、中國(guó)の気象衛(wèi)星シリーズ「風(fēng)雲(yún)」のデータは現(xiàn)在、すでに「一帯一路」（the belt and road）沿線37ヶ國(guó)?地域を網(wǎng)羅し、気象予報(bào)、防災(zāi)?減災(zāi)、科學(xué)研究などの分野に広く活用されている?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

自然災(zāi)害は、一帯一路沿線國(guó)の持続可能な開(kāi)発の重大な脅威となる。國(guó)際災(zāi)害データバンクの統(tǒng)計(jì)データによると、一帯一路沿線國(guó)の災(zāi)害に伴う損失は、世界平均の2倍以上で、そのほとんどが気象災(zāi)害となっている。この地域は山間部、高原、砂漠、海洋などの無(wú)人エリアが広がり、気象観測(cè)の死角が多く、気象予報(bào)の弱點(diǎn)となっている?！傅厍蛲狻工蝻w行する気象衛(wèi)星は大気の全天候?立體型観測(cè)が可能だ。気象の変化を把握し、地上観測(cè)の弱點(diǎn)を効果的に補(bǔ)うことができる。

パキスタンのカイバル?パクトゥンクワ州で昨年8月、突発的な豪雨により土砂災(zāi)害が発生した?！革L(fēng)雲(yún)2號(hào)E」は被災(zāi)前、豪雨の兆しを捕捉し、直ちに気象警報(bào)を発令し、人的損害を未然に防いだ。2015年4月25日にネパール地震が発生した際は、現(xiàn)地の通信システムが全面的に遮斷されてしまったが、中國(guó)が設(shè)置した衛(wèi)星データ放送システムは現(xiàn)地の通信條件に依存しないため、風(fēng)雲(yún)衛(wèi)星のデータはネパールが被災(zāi)24時(shí)間內(nèi)に災(zāi)害救助を展開(kāi)するための重要な保障となった。

風(fēng)雲(yún)衛(wèi)星のデータはさらに、一帯一路沿線國(guó)の各業(yè)界に利益をもたらしている。風(fēng)雲(yún)衛(wèi)星データリモートセンシングサービスネットワークは、中國(guó)が世界と風(fēng)雲(yún)衛(wèi)星データを共有するための公式サイトだ。各國(guó)の大學(xué)、環(huán)境保護(hù)、水利、教育などの機(jī)構(gòu)は同サイトを通じ、多くのデータをダウンロードし使用できる。（編集YF）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2017年4月26日